こんにちは、堀川航です。
私は治療院の施術に栄養指導を軸としたインナーケアを導入することで高単価・高リピートの治療院を作る、というテーマで発信しています。
さて、読者さんにとっても治療院で栄養指導と聞いて一番気になるのは
栄養指導がどう売上アップに繋がるのか?
というビジネス的な活用事例ではないでしょうか?
そこで今回は、私やクライアントの院で実際にどのように栄養指導をマネタイズしているのか?
その具体的な事例をいくつかご紹介します。
栄養指導で売上を上げた事例8選
今回紹介するのは実際に私やクライアントの院で売上アップに貢献した手法です。
あなたの治療院でも参考にできる部分があればぜひ取り組んでみてください。
栄養指導で長期リピーター化
まず一番わかりやすい事例として、栄養指導によって長期リピーターを獲得している点があります。
私を含め、栄養指導を導入した店舗では手技一本でやっていた時に比べてリピート数が大幅に向上しています。
これは私の治療院では栄養指導を通して「利用者の健康意識レベル」を向上させていることが大きな要因となっています。
健康意識レベルの高い利用者は、治療院に定期的に通う、食べ物に気を使う、運動する、サプリメントを飲むなど自分の健康に維持する活動を惜しみません。
こうした優良顧客を育てる上で栄養指導は非常に効果的な手法なのです。
2ヶ月10万円のダイエットメニュー
次に、私の院では2ヶ月で10万円のダイエットメニューを販売しています。
施術をしていると体を整えるだけではなく、根本的な改善のためにダイエットが有効な患者さんは多くおられます。
また、出産後の骨盤矯正で来院する方にはダイエットで悩まれている方も多いですよね。
ダイエットというと「痩せる」というテーマに訴求しがちですが、私たちがやっているのは基本的に「栄養指導」であり食事指導です。
そのため、「痩せる」以外のアプローチでもダイエットメニューを販売できます。
例えば、糖尿病やアトピー、高血圧などその他慢性的な疾患に悩む方や、健康診断で引っかかった方にもダイエットメニューは有効です。
私のクライアントには栄養指導を導入してわずか数ヶ月で130万以上の売上をダイエットで作った方もいます。
詳しくは実践者の声をご覧ください。
患者の家族ぐるみで顧客化
私が手技一本で治療院をやっていた時は、症状のある患者さん本人だけが基本的に顧客でした。
その後口コミがあったとしても同じように何かしらの症状で悩んでいる方だけが対象となりますよね。
しかし、栄養指導を軸としたメニューの場合は家族ぐるみ、友達ぐるみで受講される方がよくいらっしゃいます。
上記で挙げたダイエットなどは特に複数名で受けるケースが多いですね。
当然のことですが、食事管理や栄養管理というのは患者さん自身だけで行うよりも家族ぐるみでやったほうが高い効果を得られます。
つまり家族ぐるみで治療院の顧客となるのです。
集客で悩んでいる方からすればこの重要性が良くわかるのではないでしょうか?
組み合わせで高単価メニューを作る
私の治療院では一番高いメニューで一括22万円というサービスがあります。
治療院で22万円というとかなり高額な部類ではないかと思います。
こちらは施術+栄養指導+〇〇+〇〇と複数のメニューを組み合わせたパッケージ商品です。
個々で受けるよりもかなりお得な金額で受講できるため、毎月一定数の方がこの高単価メニューを購入します。
〇〇の部分には、それぞれの治療院で持っているサービスを組み合わせることが可能です。
例えば、私の院ではEMSや水素吸引など様々なメニューを組み合わせて販売しています。
栄養セミナーや健康教室を開催
私は治療院の集客やブランディングのために地域の人向けに栄養セミナーや健康教室を数多く開催してきました。
私は施術体験会も全国で数多く開催して来ましたが、栄養指導や食事指導を軸としたセミナーや勉強会はそれ以上に需要が高いです。
このセミナーや勉強会をきっかけに私のことを知り、治療院に来てくださる方は多くいましたし、幸運なことに病院や公的機関との提携することもできました。
病院との提携により患者さんの症状や健康状態をより詳しく把握することが可能になったことに加え、実際の変化も追いやすくなりました。
セミナーや勉強会を開催することはこうした提携により社会的な信頼性を高める上でも有効です。
SNSでコミュニティを運営
次に、私が既存の患者さんや勉強会に参加された方で運営しているSNSコミュニティの事例を紹介します。
手技一本の治療院では基本的に1:1のサポートになってしまい1日で対応できる方は限られてしまうのですが、オンラインでは1:多数のサポートが可能です。
これは関係構築という部分で非常に有益で、空き時間に返信するだけなので手間も大きくありません。
無料のコミュニティなので直接収入になるわけではありませんが、長期リピート、口コミ紹介、セミナー・勉強会の集客やネタ集めなどに大きく役立っています。
受付スタッフに任せて収益化
私の院は一人治療院なので施術は私一人が行なっていますが、全てのサービスを私がやっているわけではありません。
例えば、機材を使った水素吸引やEMSの実施、ダイエットメニューの販売や一部サポートもスタッフに委託しています。
そのため、私は栄養指導を導入したからといって多忙になることはなく、むしろ私以外が作る売上部分が多くなり経営的に楽になりました。
私の院では施術以外の売上が施術の約3倍あるので、スタッフが私並みかそれ以上に収益を上げていることになります。
経営者視点で言えばこれは非常に重要なポイントです。
サプリメント販売で年商600万円
先ほど栄養指導を通して病院や公的機関と提携できた、とお伝えしたのですが他にもサプリメントの製造販売をしているメーカーさんとも提携することができました。
栄養指導を受講した患者さんにサプリメントを卸売することで、月額収入いわゆるサブスクリプションモデルの収益も作ることが可能です。
私のクライアントの治療院ではすでに年商600万円の継続収入をサプリメントだけで実現しています。
詳しくは実践者の声をご覧ください。
今回のまとめとして
今回は、治療院に栄養指導を導入して実際どう売上を立てているのか?
その具体例をいくつか紹介させてもらいました。
私は治療院×栄養指導モデルはまだまだ伸び代の大きい分野だと考えているので、今後もどんどん新しい事例を作っていきたいと考えています。
あなたも一緒に治療院×栄養指導モデルを実践研究していくチームに入りませんか?
少しでも興味のある先生は是非オンラインセミナーなどでお会いしましょう。